エラ・アダイェフスカヤ
エッラ・ゲオルギイェヴナ・アダイェフスカヤ(1846年2月22日 - 1926年7月26日)はロシア帝国末期のピアニスト・作曲家・民族音楽学研究家。

8歳でピアノを始め、ペテルブルク音楽院で学ぶ間、
アドルフ・フォン・ヘンゼルト、ニコライ・マルティノフ、アントン・ルビンシテイン、アレクサンダー・ドライショク
、アレクサンドル・ファミンツィン、ニコライ・ザレンバ、イグナツ・ヴォヤチェクに師事。
1870年ごろに帝室礼拝堂のために作曲を始め、その後まもなく歌劇も手懸けた。
1881年には、四分音を用いたクラリネット・ソナタ《古代ギリシャ風》を作曲する。
この作品は古代ギリシャの音楽やビザンツ典礼、スラヴ民謡についての自身の研究に触発されている。
1882年にはイタリアや南チロルで土着の民謡を蒐集し、5/4拍子のワルツの唄などを採譜した。
1909年にフランツィスカ・フォン・ローエに招かれてライン地方のノイヴィートに移住し、詩人カルメン・シルヴァを中心とした、自由主義を志向する芸術家のサークルに加わった。
アダイェフスカヤの音楽活動は、最終的には民謡研究が中心となり、その分野でかなりの量の出版物を産み出す結果となった。