アレクサンドル・アリャービエフ

アレクサンドル・アリャビエフ(Aleksandr Aleksandrovich Alyab'ev 1787年8月15日 - 1851年3月6日)はロシアの作曲家。

ナポレオン侵攻による祖国防衛戦争にて1823年まで将校であった。
退役後は、ヴォードヴィルやオペラ、合唱曲、バレエ音楽などの舞台作品で活躍した。
今日では、もっぱら器楽曲、とりわけ室内楽の作曲家として回顧されるにすぎないが、洗練された旋律と安定した作曲技法により、シューベルトやシューマンを幾ばくか連想させる作風を示し、民族情緒はさほど濃厚ではない。
一方、歌曲においては、グリンカによって変奏曲の主題に選ばれ、リストによってピアノ曲に編曲された《夜鳴き鶯》の例があるように、苦渋に満ちた悲痛な情感において、民族音楽の影響が滲み出ている。